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1日1箱のGmail処理の実際

『1日1箱』の中でも、もっとも批判された「メールも1日1箱」ですが、すべての人が1日に1回しかメール処理してはならない、というわけでは、もちろんありません。断続的なメール処理が仕事だという人であればそもそも、私が何を書いても、そんなことを気にするわけにはいかないでしょう。

私はGmailを使っていますが、その私が実行している「1日1箱のGmail処理」は、非常に単純なものです。以下に手順を書きますが、これを応用して「1日2回チェック」でも「1日3回チェック」でも、どういうふうにもできます。避けたいのはただ一つ。「リアルタイムでメールチェック」だけです。

SuperstarsをEnableに設定

Gmailのスーパースターズは、通常のスター1種類を、多数に増やす機能です。私はこれを使って、「1箱」の中身を1日で確実にゼロにしていきます。

この機能を使うには、Gmailのラボで「可能」にします。私は英語版を使っていますので、日本語版でもできるかどうかはわかりません。

メールの処理用件ごとにスターを使い分ける

私のルールは以下の通りです。

赤! = 今日中に返信
黄! = 今日中にアクション
青i =インフォメーション(携帯電話番号など)を含むメール
緑チェック = 処理済みであることを覚えておきたいメール(そのうちにまとめて外す)

大事なのは、赤と黄の「!」マークのついたメールだけです。これが受信トレイにあるうちは、メール処理は終わっていないことになります。

午前中にスターのルールに従ってメールを処理してしまう

重要なのは、受信トレイにあって、しかもスターが付いているメールだけを処理することです。

この段階で入ってくるメールについては、よほどのことがない限り、処理しません。

お昼までに、受信トレイの中は通常空っぽになりますが、空にすることができず、しかも、じっくり考えた末「今日中に処理せずともよい」と判断されれば、スターを外し、次のステップの処理を施します。

スターのないメールはアーカイブ

スターの付いていない受信トレイのメールを、即処理する必要がない限り「明日のメール」というラベルをつけてアーカイブしてしまいます。

最近のGmailのバージョンアップで秀逸だったのは、この種のラベル付けが容易になったことです。

ちなみに私は、「明日のメール」のラベルの色をピンクにしています。

寝る前に明日の準備

寝る前に「明日のメール」ラベルが付いたメールをスターで分けて、受信トレイに戻し「明日のメール」ラベルをはがします。

そして翌日に処理する、という流れです。