心理ハック
心理ハック Doingメモを用意する
- 2009年12月02日 (水)
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Doingメモというのは、Doingリストをつけるためのメモのことです。すぐ嫌気がさしそうなタスクに取りかかるときには、必ず用意しましょう。
Doingメモを用意する
Doingメモに特別なものは必要ありません。Macのスティッキーズのようなもので、十分です。
書き付けることは、とりあえず二種類あります。
・取りかかり始めたとたん、気になり始めて焦りをまねくこと
・取りかかりの前後に、やりたくなくなる理由
効用 取りかかった後の集中力を保つ
なにかを始めたとたんに焦りが生じるというのは、理不尽な話です。本当は、始める前のほうが焦っていなければいけないはずだからです。
それでも、何かに手をつけると焦り始めるのは、始めたことが刺激になって、いろいろなことを思い出すからでしょう。始めてから「いろいろなこと」を思い出してみても、しようがありません。とりあえずそれらは、どこかに書き付けておいて、後ほどGTDのシステムに組み込みましょう。
そのためにも、書き付ける場所が必要です。それがDoingメモというわけです。
もうひとつ、始めたとたんに腰が痛くなるかもしれません。これは、一種のセルフハンディキャッピングかもしれません。このような「苦痛」にいちいちつきあい続けていたら、いかなる仕事も前に進みませんから、これらの苦痛も記録しておいて、「後でケアしてあげる」ことにしてみましょう。
こうするだけで、苦痛が軽減されることもあります。たいていの「タスク中の苦痛」はタスク終了とともに消失してしまうものですが。