旧ライフハック心理学

心理ハック

373 MIW・エンパワーメント講座資料

2008-01-17(木)、千代田区役所にて、
MIW(ミュウ):千代田区男女共同参画センター
主催セミナーの講師を務めさせていただきました。

第1回 2008年1月17日(木)18:30~20:30
 やる気の高め方をみにつける

寒い中、たくさんのかたに参加いただきました。
どうもありがとうございました。

開場では時間がなかったり、ご都合が悪く来られなかったり下方もいらっしゃいましたので、このエントリにセミナーの一部資料をアップいたします。(PDFファイル)。

また、セミナーに関することや、それ以外のコメント・ご質問などもこのエントリで受け付けておりますので、下記コメント欄などをご利用いただければ幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

配付資料

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372 PRESIDENT・2008 2.4号に掲載されました

テーマは「休日のリフレッシュ」です。
休日くらいは、仕事のことをいっさい考えたくない。つい考えてしまう人は、どうしたらいい?

というものでした。

このような「お題」65+α問『プレジデント』さんの方で用意され、それに対して集められた人が、基本的に1ページを使って答えるという企画です。

よろしかったら、書店などでお手にとってごらんいただければと思います。

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371 「やる気」をどう投資するか?――モチベーションの心理学

「やる気」(心理エネルギー)というものは、有限な資源です。したがって、実生活のどの分野へ、どのくらい投資していくか、計画的に配分することが望ましいと言えます。

たとえば「仕事の鬼」になって、ほとんどすべてのエネルギーを「仕事」に注いでしまうと、場合によっては夜も眠れなくなります。というのも、「眠る」ためにもある程度のエネルギーが必要だからです。

これは極端な例だとしても、何かにあまりにたくさんのエネルギーを注ぎ込めば、当然他へ回せるエネルギーは少なくなります。あるものには、全くエネルギーが回ってこない、ということになるでしょう。

この意味で、「やる気」と「時間」はよく似ています。ともにリソースであり、ともに有限であり、しかしリサイクルができるので、生きている限りは無限に使えるリソースにも見えます。

さらに、適量を投資すれば、リターンが得られるところも似ています。そのリターンが、時にお金であり、時に喜びであるところも似ています。

たとえば野球中継を見るような場合。何も全身全霊を込めて中継を見つめなくても良いでしょうが、ある程度集中してみた方が楽しむことができます。

時間の方で考えますと、ある程度の時間をかけなければ全く面白くありません。「1分だけ野球中継を見る」くらいなら、見ない方がマシです。

「時間」と「やる気」の類似性を意識しておくことは、有効だと私は思います。投資配分によっては、好きなものが嫌いになったり、嫌いなものが好きになることもあります。そのうえ、資源は有限なのです。だから、資源投資は慎重かつ計画的に行わなくてはなりません。

うまくやれば、大きなリターン(大きな喜び)が得られます。「やる気」投資はその意味で、とても面白いものでもあります。

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370 ノックアウトマウス

2008-01-10(木)knockoutmouse.jpg引用元

海馬の中の特定の部位(CA1)を損傷したネズミ(ノックアウトマウス)は、空間記憶に関する重要な能力を失います。

普通のネズミは、オリのあちこち電気ショックをしかけておいてから、ショックを回避できる「避難場所」を用意してやり、それを覚えておけるように、たとえば4つの目印をつけておくと、ネズミはその目印を手がかりにして、学習した翌日であっても、避難場所に立つことができます。

しかし、ノックアウトマウスには、この学習が出来ません。目印から避難場所を学んでも、それを記憶しておくことが出来なくなるのです。

このことから、海馬には空間記憶に関する、主要な機能が備わっているのだと考えられています。

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369 目標を立てることで変わること

2007-12-31(月)のidea*ideaさんのエントリにこうありました。

「将来の目標を立てることによって、今日の行動が変わる」

『夢をかなえるゾウ』にもありました。
「興奮しているから、やる気になっている」と。

目標や将来のビジョンで頭がいっぱいになっていると、人は熱狂して、無気力になっているときの自分がどんなものか、忘れるものです。

つまり熱狂したときに立てた目標や夢に到達するための努力は、その気持ちを忘れてしまったとき、継続しがたいものになります。この壁にぶち当たると、待っているのは「三日坊主」。

しかし私は、これが人間の自然の姿だと思います。なのでこの性質を逆手にとって、三日ごとに目標を若干変更するのが、うまいやり方だと思います。

たとえば受験生が1000の英文を覚えようと思って、基本英文1000のような参考書を買ったのに、3文覚えただけでやめてしまったとします。でもいいのです。そういう参考書を300冊用意すれば、900文暗記できることになります。

つまり、大きな目標には到達できるように、それなりの照準を定めつつ、目先の目標を頻繁に変える。そうすればモチベーションが維持しやすいでしょう。

(さらに…)

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