旧ライフハック心理学

心理ハック

考える時間 決断するということ

今現在の、私の置かれている状況です。ちなみに、エクセルソフトの時間計算よると、今のままのペースで私が寝床に入れるのは、午前1時前後ということになっています。

というわけで、これ(MINDHACKS)を書いているわけですが、相当に時間オーバー気味です。多くの場合私はこういう事態になると、いったんこの仕事をやめにして、ほかの作業に入るのですが、今回はこれに固執しています。

固執する
先送りにする
他の仕事をやる
一旦休む

いずれそれなりの「決断」です。私はまだ、自分にあった決断のためのツールを手に入れられたので、楽なところがありますが、なぜ決断というのはこうストレスになるのか、よくよくよくよく考えてみると、よくわからなくなります。

やらなければならないことはもちろん、朝の私が「やりたかった」ことが、今の時間の私にはもはや負担となっています。おそらく負担になっているだろうことも、いまでは推測できるようになってきましたが、どのようにどのくらい負担になっているか、感情をリアルに推定することはまだできません。

突き詰めていくと、仕事をスムーズにこなすためにとても役立つのは、特定の感情を思い通りに呼び出すことではないかという気がしてきます。

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本を読めば、脳が変わる

私事ですが、先日引っ越しを終えました。何もかもがいい環境になったと言えるかと思うのですが、問題が一つありまして、通勤時間が事実上激減したため、読書の時間を失いました。これは深刻な問題です。

大橋悦夫さんの得意技ですが、「継続したい習慣があるなら、既にある習慣にアイノリさせると良い」というライフハックがあります。通勤は絶対的と言っていい習慣だったので、これに読書をアイノリさせるのは、これまで確実にうまくいっていました。

本好きなら、電車に乗らずとも本を読むだろう。と言われればそれまでですが、私の「本好き度」は微妙なところです。電車に乗ればまず読書ですが、仕事が忙しくなれば、果たしてどうか。しかし、ただ好きなだけではすまず、私の場合仕事に関係しているところからも、本を読まないというのはだめです。

読書というのは、おそらく脳をリアルタイムに変化させます。善し悪しはともかく、これは非常に変化させているようです。「脳が心を変える」のは、今や半ば常識になりましたが、刺激は脳を変えます。読者は中でも、かなり強烈な影響を、リアルタイムに与えます。

そんなことを言えばどんな行為でも、少なくともある程度は脳をリアルタイムで変化させるのですが、読書ほどそれを強力に押し進める行為は、おそらくまずないでしょう。だから読書は、ある意味では依存的になるのだと思います。誰だって、自分自身を「思わぬ高みへ」引き上げてくれるものがあるなら、それをやってみたくなるでしょう。

幼少時より読書から、そうした経験を得てきた人にとっては、何冊も何冊も本を読むことで、「次ぎこそは次こそは」と、知らず知らずのうちに「脳のグレードアップ体験」を求めるようになるのだと思います。もしかするとあるいは、グレードダウンさせてしまうことだってあるのですが、それでも、たまさかのグレードアップ体験が、ランダム強化となるのです。

こうなると抜け出しがたいものになります。別に皮肉や変なユーモアで言っているつもりはありません。所在がなくなると本屋さんにフラフラと入ってしまう人は、たくさんいます。そういう人は知的だと思われることもありますし、また事実知的だと思いますが、単に知的なだけではないのです。本にはそれだけの可能性と魅力があって、その可能性を求めるから、失望の繰り返しにも我慢できるということです。

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