心理ハック
Toodledoの「タグ」と「コンテクスト」を入れ替えました
- 2009年10月28日 (水)
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かなり個人的なライフハックです。
かなり前から、この措置はやらなければと思いながらも、ズルズルきてしまっていたのですが、このたびようやくToodledoの「時間セクション」を「タグ」から「コンテクスト」に移し替えました。
昨日書いたとおり、もともと大橋さんのタスクシュートの影響から、1日のセクションを6つに分け、それぞれに「A」「B」「C」「D」「E」「F」3時間ごとに割り振っていました。これを2時間ごとに変えたのも昨日書いたとおりです。
それと同時に、これまではタグでABCDEFと分けていたのを、「コンテクスト」を使うようにしたのです。
Toodledoの「コンテクスト」はもともと、「どこでそれをするのか?」に答えるためのものです。タスクを処理するには場所があります。本屋で本を買うのか、取引先でミーティングするのか、移動時間なのか。
つまり「コンテクスト」はタスクを空間属性で分類するためのものです。しかし私は、タスクを時間属性で分類する習性がついていますから、ここに「時間セクション」を当てるのが当然と言えば当然でした。
午前中にやるタスクを、同時に夕方にもやる、ということはできないのですから、「時間セクション」は「フォルダ分けの機能しかないコンテクスト」で扱うのに適しています。「複数属性」を同時に持たせられるタグを、これに当てる必要はなかったわけです。
これで「タグ」が空きました。ここにはやはり以前から考えていた、「プロジェクトではないが同じ属性でまとめたい」タスクにつけることにしました。
たとえば「休日前」にやることや「〆切が近いこと」、もしくは「外出時」「実家で」などです。これは「コンテクスト」だったものもあり、「フォルダ」に入れていたものもあったのですが、「複数属性が重なる場合も多い」ためタグ向きです。
「休日前」に「実家で」やることなどは明らかにあります。しかもどちらも「プロジェクト」ではありません。
やっとこのように変えられて、Toodledoもずいぶんスッキリしてきました。なによりも「フォルダ」の項目が激減したのが大きな収穫です。
問題はどんなツールを使っていてもそうですが、いったん決めたルールで使い込んでしまうと、たとえそれが不都合だと知っても、簡単には軌道修正できなくなるところです。今回も、『iPhone情報整理術』やその他の書籍原稿などが押していて、とてもこんな大がかりな軌道修正をするリスクはおかせなかったわけです。
同じ理由でいまだに、SnowLeopardを導入できていません。カスタマイズ系でやりたいことはかなりあるのですが、たんに時間がかかるだけではなく、タスク管理ツールをいじるのは、タスクを滞らせるリスクにもつながりますね。