旧ライフハック心理学

心理ハック

カフェインハック

  • 2010年02月14日 (日)
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タバコが大変に忌み嫌われるようになった現代で、堂々と摂取できて、かつ心にダイレクトな影響を及ぼす物質といえば、カフェインでしょう。

コーヒーにはもちろん、カフェインはかなり多種多様な飲食物に含まれています。ココアやチョコレートにはもちろん、コーラや紅茶、鎮痛剤や風邪薬、あるいは栄養ドリンクなどにも含まれています。

これだけ広範囲に活用されている微量物質です。心理的なテーマには個人差がつきものですが、とりあえず一般的なカフェイン・ハックを取り上げてみたいと思います。

薄めにして摂取する

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理想的なのは、これだと思います。カフェインは結局、「少量をとる」のがよいようなのです。

量を少なくしてとれば、眠気がとび、気分がスッキリし、集中力が高まるという効果が期待できます。

当然のことながら常用すればカフェインにも「耐性」がつくため、同僚の摂取では効果が弱まります。そこで同様の効果を得るためには、量を増やすことになるでしょう。

そうしていくと、結局は気分が悪くなるほどたくさんとることになってしまいますから、普段から薄め、控えめにしておくことです。可能であれば、気分がスッキリしていたり、たくさん運動した日に、カフェインをとらないことです。

濃くしたりうすくしたりする

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私の知る限り、耐性がついたり、馴化しやすいのは、同じような刺激と興奮が繰り返されるからです。そのパターンをなかなか読めないようにすれば、簡単に「慣れて」しまうことは避けられそうです。

たまには濃いコーヒーを飲み、たまにはまったく飲まない。それもできるだけランダムにできれば、どんどん濃くして不快になる、という残念な結果を避けられるでしょう。

また、コーヒーは覚醒作用が強くありますから、夕食後は飲まないようにした方が、睡眠の質は高まるとされます。

ちなみに、こういう話をたちまち依存症に結びつけてしまう人がいますが、コーヒーに依存症はないという意見が一般的です。カフェインはいわゆる麻薬ではありません。

カフェインハックまとめ

・薄いコーヒーを飲むようにする
・濃いコーヒーを飲んだり、まるで飲まない日を作ったりしてみる
・夕食後は控える