心理ハック
ワークスタイルとワーク
シゴタノ!の大橋悦夫差さん宅へ訪問して、打ち合わせをしてきたのはすでに書きましたが、そのときいろいろな発見があったので、将来は本にでもまとめられればと思います。
ご存じの通り、大橋さんと私は、タスクシュート仕事術を長い間実践中です。もちろん元祖は大橋さんですが、私もフリーランスになってから、ずっと大橋流で仕事を進めてきました。
世にGTD実践者は多かれど(実は多くないという話もありますが)、タスクシュート利用者は悲しいほど少なそうです。その「元祖」の半日の仕事ぶりは、やはり興味をひかれました。どこが同じで、どう違うのか。
最大の違いはタイマー
あからさまにちがっていたために、非常に面白かったのが、「タイマー」です。大橋さんは、タスクシュートを中心に動く「タイマーマニア」。実は私は、「ここ!」という場面をのぞくと、タイマーを使わないのです。
この違いは、「スイッチ」を重視する大橋さんと、「選択」にこだわる私の違いなのだろうと、何となく思いました。
大橋さんはいちいち(失礼)「出かけるときには、鍵と時計と財布が必要だから、一つのトレイに集めておいて」という「仕組み」にこだわります。誰でもある程度はそういうことを考えますが、大橋さんはこの点で徹底します。「ピタゴラスイッチ」という比喩がいかにもふさわしいやり方です。
つまり、誤解を招きそうな表現ですが、「極力なにも考えず、何がどうなってもそうなる」というレールに乗って仕事をされているのです。タスクシュートはそのレールであり、ドミノが倒れた軌跡を記録するようなものです。
そうしてみると、大橋さんが早いうちから「行動科学的方法」に傾倒されていた意味がよく分かります。それほど徹底的にではありませんが、大橋さんの仕事術にはところどころで応用行動科学の趣があるのです。