心理ハック
絶対に先送りしそうな仕事に取りかかる方法
タイトルのような案件に取りかかる方法を、模索中です。とは言えこのブログで、「模索中」はいけないだろうということで、たまたまうまく取りかかれた心理状態をウォッチしています。
そもそも、「絶対に先送りしそうな仕事」とはどういう仕事でしょう?
2010年05月02日 (日) の当ブログの記事に、そういう仕事のことを書いていました。それによると「絶対に先送りしそうな仕事」とは
・時間がかかりそうな仕事
・難しそうな仕事
・初めての仕事「時間が足りなくなる」5つの心理的要因
https://mindhacks.jp/2010/05/post-2334
なるほどたしかにそうですね。では対策を。
12.5%ダッシュ
最近、50%ダッシュと名付けた「半分だけ取りかかる」ライフハックですが、なぜ「半分」かというと、どんな樹形図もふつうは、まず二股から始まるからなのです。
心理学 – 精神分析学
- 認知倫理学
といった具合に。たしかに、この分け方でちょうど半分にはなりませんし、ここで終わるわけでもありませんが、こういう書き方をすれば必ず2項目最初に書くことにはなるわけです。
とりつく島もないような、「どう分解していいかすらわからない」状態で、それでも分解するとなれば、頭にある項目を書き出していくしかありません。その最初にあらわれる「50%」から、まず手がけてしまおうということです。
この樹形図の階層だけをどんどん深めていけば、50%→25%→12.5%となるでしょう。つまり、やる気がいつまで経っても出てこないなら、どこまでも分解してみるしかないのです。12.5%というのは、3回目の分解。これ以下では多くの場合、なにもやっていないような話になるというのが私の経験則です。
リラックスする
心理学には、難しいことはリラックスして取り組んだ方がよく、優しいことは少し緊張して取り組むといい、という考え方があります。
それほど目から鱗の発想というものでもありませんが、特に難しい問題に直面すると、簡単に昂ぶってしまって視野が一気に狭くなるという人が見受けられます。
難しい問題ほど、できれば視野を広くとり、選択肢をたくさん確保して取り組む必要があります。そうしても問題が解決するとは限りませんが、1/8に分割した上で、リラックスして取り組んでみれば、少なくとも取りかかる気持ちにはなりやすくなります。
他人の力を借りる
視野を広げることの大きなメリットは、人の助力を得ることを思い出せるようになることです。どうしても視野狭窄に陥ると、他人のことを考えられなくなります。他人の助けを借りるというのはもともと、そう簡単ではないからです。
が、他人の助けを借りるということは、必ずしも他人に助力を仰いだり、教えを請うとは限りません。お金を使うことや、本を読むことも、広義には他人の助けを借りることになるでしょう。
ちょっと心理的にはオススメできないところもありますが、不潔なものが怖くてトイレ掃除が難しければ、掃除のための特別なツールを買ってくるという方法もあります。選択肢を狭めていると、こういうことを全然考えられなくなるのです。
以上の3つをまとめると、
・1/8に分割する
・リラックスする
・他人の助けを借りる
ことによって、
・時間がかかりそうな仕事
・難しそうな仕事
・初めての仕事
に対応するということにあります。時間がかかりそうだから1/8をまずやることにして、難しそうだからリラックスして、やり方がわからないからわかるようになるというわけです。ちなみに私自身は一番最初のセミナーを、このようにして乗り切りました。