ライフハック心理学

心理ハック

016 SNSを「仕事向き」の環境に変える

最近、RSSリーダー、Twitter、Facebook、Mixiなどの設定を激しくいじっています。最後のMixiはややおまけのようないじり方ですが。

もちろんGoogle+の影響が大きいわけですが、何をやっているかというと、それぞれのストリームを「プロジェクト」にあわせて組み替えているということです。

これまではなんとなく、「東京ライフハック研究会」とか「名古屋」とか「大事な情報をくれる人」のようなカテゴリを作っていました。それはそれで私にとっては意味ある分け方だったのですが、例の「Twitterに脱線する」という問題に対してはなんの解決にもなっていなかったわけです。

「今はライフハック心理学を書いているのだ」という環境

人によって1つの仕事に取り組むのにふさわしい環境というのは様々でしょう。物音1つしないのが理想的なケースもあれば、喫茶くらいざわついているのがちょうどいいという考え方もあります。この辺は、注意の集中と覚醒レベルの関係でだいたい説明できます。

一方、原稿中にTwitterやFacebookに流れてしまうというのは、たいていの場合好ましくありません。ほとんどの場合、関係ない方向へ思考が流れて行ってしまうからです。

しかし私はそれを何とかできないかと、常々考えていました。というのも、「ついつい」行く方に「けっこういいヘルプ」があるなら、これほど合理的なことはないからです。

その第1段階として考えられるのが、「ブログ執筆中にはすべてのSNSでブログを執筆していると知らせてくれる環境を整える」ことでした。TwitterもFacebookもMixiもGoogle+も、ライフハック心理学を書いているときには「ライフハック心理学」というストリームに設定されていればいいわけです。

インターフェース的にこれがもっともうまくできるのは、Google+です。ただ現在のところ、英文記事まで含めてもなかなか、マインドハックっぽいネタばかりの流れるストリームが作り出せずにいますが。

とは言え「どこへ逃げても逃げ場はない」という環境を用意しておけば、脱線しても仕事を進めることができます。これを現実世界でも実現できれば、仕事から逃げても仕事が進むという状態も作りうると妄想中です。