心理ハック
032 Evernoteをタスクリストにしない。スッキリ使いたい人へ
これは、Evernoteがタスクリストに向かない、ということではありません。Evernoteをタスクリストとして使うのか使わないのか、はっきり決めて使った方がいい、という話です。
どんなツールでもそうですが、一見便利そうでも、使わない機能は徹底して使わないようにすると、使い勝手がよくなります。
Evernoteのチェックボックスは原則使用しない
これは私の原則です。Evernoteのチェックボックスは使わないようにしています。たとえ使うことがあってもそれは「タスク」という意味ではありません。
こうすることで、Evernoteにどれほどノートがあろうと、どれほど情報を持ち込んでいようと、「タスクは一切ない」と断じることができます。
もちろん、未処理のチェックボックスだけを探すという優れた機能がEvernoteにはあります。Evernoteはとても優秀なソフトですから、必要なものはたいていそろっています。それだけにEvernoteの機能は使い尽くしたくなってしまいます。
この誘惑には抗う必要があると思っています。
たとえ未処理のチェックボックスのついたノートをすべて拾ってくることができようと、そもそもタスクの確認をしたい時にはEvernoteを探しもしない。あるいは頭に思い浮かびすらしない。そういう状態になっていることが、大事なのです。
・そこに全部はいっている
・そこにはひとつもない
そういう認識を発生させやすくすることが、よく整理された状態というものでしょう。
・タスクはEvernoteには入っていない
これがいいのです。
・タスクはEvernoteに入っている
これもいいのです。
・もしかしたらそのタスクだけはEvernoteに入っているかもしれないけどわからない
これがものすごくよくないのです。