心理ハック
ネガコメからのネタ探し
これは、シゴタノ!の大橋さん、ライフハック心理学の佐々木さんから教わったことですが、
自分が伝えたいことは何度でも書いていいということ。
これは一度書いたトピックだから。。と言って書けない、ということはないのです。
私はブログに関して何かを教えられるほどのものはもってないので、このアドバイスは大橋さんでしょう。しかしせっかくこう書いていただいたのですから、何か有用なことを1つくらい出さないと罪悪感に苦しむので考えてみました。
私自身はアロハニアンファミリーのように毎日更新を自分に課していないので「ネタがなかったら書かない」で済んでしまうのですが、「でも書きたいからネタを探そう」というときは何をしているのか、と振り返ってみました。
すると連載のネタにつまって困ったときにやっていることを思い出しました。連載は「ネタがなかったら、書かない」では済まされませんね。
私がやっていることは俗に言う「ネガコメ」発信者を辿っていくというものです。
ネガコメを常時発信する人は情報をよくチェックしている
自分もシゴタノ!さんなどあちこちで情報を出し散らかしていますから、ネガコメの1つや2つは当然いただきます。
これらの情報を発信する人にしてみれば私の立場とは「敵」なのです。ここまではわかりやすい。問題は「どんな敵」なのかということです。
社会心理学によると「敵」とみなした相手について、真っ先に人が気にするのは「その敵は有能な敵か、能力の低い敵か」という点だそうです。これは生存競争から来る心理なのでしょう。「敵」の能力が高いか低いかは、自身の生死に大きな影響をおよぼすからです。「能力の低い敵」は食い物ですが、「有能な敵」からは急いで逃げる必要があります。
私は私へのネガコメをくれる人の中でも私のことを「有能」とみなしてくれている人を探します。私のことを「無能な敵」とみなしている人のコメントは「こいつバカ」くらいでしかなく、残念ながら大した情報はもらえません。
しかし私のことを「敵だが有能」とみなしてくれる人は、わざわざ細かく長いコメントを出してくれます。少し心は傷つきますが「うまいこというな」と思わせられることもしばしばです。(ちなみにはてなブックマークの場合、この種の「よくできたネガコメ」にはスターが付いていることが多いので簡単に探せます)。
こういう人は私が関わる情報について興味を抱いており、たいていかなり批判精神が旺盛です。ですから他のたくさんの記事にもネガコメを付けていらっしゃいます。それらがそもそも貴重な情報源になるのですが、だいたい1%くらいの確率で「ポジティブに評価」していることがあるのです!これは貴重なネタになります。
「いつも批判ばかりしている人が褒めている情報に注意せよ。いつも褒めてばかりいる人が批判していたら注意せよ」とはネットで読んだこともあり、複数の方にいただいたアドバイスです。私が扱うライフハック関連に興味があって、私のことを有能とみて下さっていて、しかもいつも批判ばかりしている人が賞賛している情報があったら、これは要注目とみなして差し支えないわけです。