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タスクセラピーに大橋悦夫さんをお招きします

今まで当然いらっしゃっていた、と思っている人も多いでしょうが、今回初めてご登場いただきます。7月15日、第3回タスクセラピーにゲスト講師として大橋悦夫さんをお招きします。

そして何をしたいのかについて簡単におはなしします。

GTDでも7つの習慣でも


タスク管理というのは低いレイヤーのことです。世の中には「7つの習慣」や「GTD」などのセルフ・マネジメントの方法論や仕事術がありますが「タスク管理」というのはその下位に来るものです。

7つの習慣をするためにも「タスク管理」はした方がいいでしょうし、GTDを「タスク管理」しないですませることはおそらく無理でしょう。

それ以外の、たとえば職場が忙しすぎるとか、生活が雑然と感じられているといった事態に対しても「タスク管理」は役立つと思います。ただ誰にとっても絶対に必要かといえば、そんなことはありません。

私自身は「7つの習慣」に代表されるような価値観をもっていませんし、GTDの実践者かといわれれば、厳密には違います。

ただ、「7つの習慣」にも「GTD」にも、あるいは私のように「安心して仕事をするため」にも、活用できるのが「タスク管理」です。私自身はずっとそういうものを求めてきました。

スタイリッシュな部屋を作りたい。でもどうやったらいいか分からない。お金も無限にあるわけではない。自分にはセンスも感じられない。といった人はきっと多いと思うのです。

その際に必要なのが方法論です。何がしたいのかは自分がいちばんよく分かっている。そこまで人に面倒見て欲しくはないが「どうやれば目的が達成できるか」はよく分からない。スタイリッシュな部屋ではなく、合理的な時間の使い方ということになると、「タスク管理」が必要になるわけです。

タスク管理は初歩的なスキル


タスク管理は初歩的なスキルです。「仕事術」や「整理術」のような「術」とは違います。ひととおりの知識が頭に入れば誰にでもできるはずで、「奥義」を体得するとか「中・上級」といった表現は比喩的な言葉遊びに過ぎません。

7つの習慣におけるタスク管理の実例や、GTDにおけるタスク管理の実例などにも、いまや書籍では難しいものブログエントリでは豊富に読むことができます。「時代の鏡」なる役割を担っているというメディアが、一般的な人々の活動に追いつけていないひとつの例だと思うのですが、こういう事情がある以上「一般的な人々の活動」の側からの情報発信が必要になるでしょう。

シゴタノ!というメディア型ブログを中心に、様々な活動を展開されている大橋悦夫さんは、自ら開発されたTaskcute2でタスク管理なさっています。彼の方法もまた私の視点には、7つの習慣ともGTDとも違っていてユニークです。私は少し恣意的に「大橋メソッド」と呼ばせてもらっています。

大橋さんのお話も「一般的な人々の活動」の側からの強力な情報発信にあたるのです。政治家の秘書からはじまって、多忙な芸能人のマネージャーや、ワーキング・マザーや、7つの習慣の実践者や、「一般的な人々の活動」まで、何らかの意味ではみんなやっているはずの「タスク管理」の仕方がもっと公になれば、「それをしたいんだがどうやればいいのかが分からない」をもっと解決できるはずだと思います。

7月15日 第3回 タスクセラピー(東京都)
今回は一部タスク管理実践者の間で評判のTaskchuteを開発された大橋悦夫をさんをお迎えします。 …